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7.1 編集操作と便利なテクニック

7.1.4 ドラッグ & ドロップ

Tip プログラムはクリップボードの情報を,一般的なテキストエディタと同じように処理しま す. ラインエンドを保持して貼り付けを行なう場合は,予め貼り付ける箇所にバーバティ ムタグを付けておきます.

以下のペーストオプションが利用できます.

形式 貼り付け 効果

内部 アンフォーマット SWP, SW, SNBからクリップボードに貼り付けた 形式 テキスト 情報は内部形式に変換されずに,文書にコピー

されます.

内部 内部 SWP, SW, SNBからクリップボードに貼り付けた

形式 形式 情報は内部形式に変換されて,文書にコピー されます.

テキスト アンフォーマット クリップボードに貼り付けた情報は,そのまま の状態で文書にコピーされます.

テキスト 内部 クリップボードに貼り付けた情報は,内部形式に 形式 変換されて,文書にコピーされます.

画像 クリップボードに貼り付けたられた画像情報は

Windows Metafile (.wmf), bitmap (.bmp), device-independent bitmap (.dib)のいずれかの形式で 文書にコピーされます.

ユニコード クリップボードに貼り付けた情報は,ユニコードの テキスト 文字として文書にコピーされます.

◮ 特定のフォーマットでクリップボードの情報を貼り付ける 1. 情報を貼り付ける箇所にカーソルを配置します.

2. 編集またはコンテキストメニューから形式を選択して貼り付けを選択します. 3. 目的の形式を選択してOKボタンをクリックします.

プログラムはクリップボードの内容を選択した形式で文書に貼り付けます. 次の情報が切り 取り,またはコピーコマンドによって貼り付くまで,現在の情報が保持されます.

162 7 編集のテクニックとツール

トメニューが利用できる場合,ドラッグ&ドロップの操作中に,それらのコマンドを利用すること ができます. コンテキストメニューに関する詳細は本章で後述します. デフォルト設定が変更され ていないものとして,選択範囲の削除と移動について解説します.

選択範囲を削除する

1. 削除する情報を選択します.

2. マウスボタンを押さずにカーソルを選択した範囲上に移動します. 3. マウスの左ボタンを押します.

マウスポインタがハサミの形 に変わります. この状態から切り取りを行なえます. 4. マウスボタンを押した状態で,マウスポインタを操作画面の外か,スクロールバーの上に移

動します.

5. マウスボタンを離します. 選択範囲は削除されます.

選択範囲を移動する

1. 移動する情報を選択します.

2. マウスボタンを押さずにカーソルを選択した範囲上に移動します. 3. マウスの左ボタンを押します.

マウスポインタがハサミの形 に変わります. この状態から,選択範囲の切り取りを行な えます.

4. マウスボタンを押した状態で,マウスポインタを目的の位置に移動します.

カーソル位置はマウスポインタとともに移動しますので,移動先が明確に表示されます. 5. マウスボタンを離します.

プログラムは選択範囲を元の位置から,マウスボタンを離した位置へ移動します. コンテキストメニューが利用できない場合,ドラッグ&ドロップを使ってコピーします.

選択範囲をコピーする

1. ツールメニューからユーザの設定を選択し,編集タブを選択します.

2. マウスのドラッグ機能エリアで,右ボタンで常にコピーを選択し, OKをクリックします. 3. コピーしたい場所を選択します.

4. マウスボタンを押さずに,マウスポイントを移動します. 5. 右ボタンを押した状態にします

マ ウ ス ポ イ ン タ が コ ピ ー ポ イ ン タ の 形 に 変 わ り ま す.こ の 状 態 か ら コ ピ ーを 行 な え ます.

6. マウスボタンを押した状態で,マウスポインタを目的の位置に移動します.

カーソル位置はマウスポインタとともに移動しますので,コピー先が明確に表示されます. 7. マウスボタンを離します.

プログラムは選択範囲をマウスボタンを離した位置にコピーします.

ドラッグ& ドロップの操作を途中でキャンセルする

1. マウスボタンを押した状態で,元の位置にカーソルを戻します. 2. マウスボタンを離します.

ドラッグ& ドロップの操作を取り消して元に戻す

• 標 準 ツ ー ル バ ー の 元 に 戻 す ボ タ ン を ク リ ッ ク, ま た は 編 集も し く は コ ン テ キ ス トメ ニューから元に戻すコマンドを選択します.

ドラッグ& ドロップの機能を使用不可にする 1. ツールメニューからユーザ設定を選択します. 2. 編集タブを表示します.

3. マウスのドラック機能の項目にある,左ボタンで移動,右ボタンでコピーのオプションを外 し, OKボタンをクリックします.

7.1.5 コンテキストメニュー

一般のウィンドウズ対応アプリケーション同様,編集用のコマンドをマウスポインタの位置に表 示するコンテキストメニューの機能が用意されています.コンテキストメニューというコマンドが メニューバーにある訳ではありません.

◮ コンテキストメニューのオンとオフ

1. ツールメニューからユーザ設定を選択します. 2. 編集タブを選択します.

3. マウスのドラッグ機能エリアで,右ボタンでメニューをチェックしたり,外したりすること によって,コンテキストメニューのオンオフを切替えます.

4. OKをクリックします.

◮ コンテキストメニューの利用法

1. 編集する情報を選択するか,マウスをその位置に移動します.

2. マウスの右ボタンをクリックするか,キーボードのアプリケーションキー を押して メニューを表示します.

プログラムは選択範囲やカーソル位置に対して実行可能なコンテキストメニューを表示し ます.

ドラッグ& ドロップにコンテキストメニューを利用する 1. 削除,移動,コピーする情報を選択します.

2. マウスボタンは押さずに,選択範囲の上にカーソルを移動します. 3. マウスの右ボタンを押した状態で,目的の位置にドラッグします.

マウスポインタが に変わります.

4. マウスボタンを離すと,ドラッグ&ドロップ用のコンテキストメニューが表示されます.

164 7 編集のテクニックとツール

5. 目的のコマンドを選択します.